空の高いところ

空の低いところに

灰色の雨雲が残っていて、

その雲の切れ間から

空のずっと高いところに

真っ白な積乱雲が

夏の太陽を受けて光っている

そんな空に出会えたとき、

なんだかとってもときめきを感じます。

 

空の高さを感じるのは、

秋のぬけるような青空だけではない

どこまでも高く

私の知らない世界が

現実に積乱雲によって

立体的に見えるのが

なぜだか、とても感銘をうけるのです。