未読
梅雨の季節は開けていないのに
晴天の日が続く
まぁ、曇天だったり。
紫陽花が元気なく雨を待つ。
1日1日耐え抜いて
1ヶ月が過ぎ
もう諦めて、
しっかりと生きていこうと
1日1日、日を重ねて
大丈夫という
自信の重みになりかけた頃
気付かぬうちにlineが来ていた。
嬉しかった
でも、すぐには見る事が出来なかった。
勿体ない気持ちでいっぱいだったのだが、
それが
もしかしたら、思い違いで
決定的な
もっと恐ろしい事が書かれているのではないかと
段々に怖くなって
いまだに読めずにいる。
既読のつかないlineに
か彼は何と思っているのか。
その後lineは来ない。
と言う事は、
やはり終わったということが
書かれていたのだろうか。
夏の空がいつもにも増して
眩しく感じた。